富士登山で見た美しすぎる日の出
先週が富士山に登れる、今年最後の日でした。
山頂でご来光を見るぞー!!
という強い決意の元、登山を開始。
交通手段
富士山までは車で向かいました。
5合目まで車で登ろうと考えていましたが、規制が入っていたため、麓の駐車場に車を停めてからバスで向かいました。
麓の天気は晴れ。
麓から5合目まではバスで45分くらいでした。
5合目に着くと、レストランやお土産屋さんがいくつもあります。
ここで腹ごしらえを。
トイレは100円かかります。(レストラン利用で無料に)
登山開始
5合目からは天気が曇り空に。
気温もぐっと下がっていました。
そした足を進めるにつれて雨に変わりました。
小雨から土砂降りへ。
雨避けをできる場所もないので、全身雨対策です。
登山初心者にはなかなかの傾斜。
登山開始初っ端、雨と坂道に心やられそうになります。笑
山小屋まで3時間。
先が見えないのでその情報を頼りに登ります。
雨が一瞬上がるとともに
虹がかかりました。
この後虹が二重に。
高い山から見る虹は初めてで、黄金色に輝き始める雲とマッチしていて、とても綺麗でした。
こんな道が続いています。
先に山小屋が見えるようになると、足取りも少しはやくなります。
そんな気持ちとは裏腹に、、
道は険しくなります。
岩登りの始まりです。
こんな道がしばらく続きます。
山小屋に到着
山小屋に着く頃には真っ暗に。
山小屋に着いたのは18時半頃でした。
19時には夕飯をいただけるということで、とりあえず濡れた服を着替えます。
とても狭いスペースなので着替えるのも動くのも大変でした。
夕飯はカレーとその他のおかず。
正直期待はしていなかったのですが、とーーーーーっても美味しかったです。
歯磨きは、蛇口の水はでないので持ってきたペットボトルの水でゆすぎました。
私たちが泊まったのは8合目だったのですが、山頂でご来光を見るには23-0時の間にはでた方がいいと聞いたので、21時に就寝し、23時に起きるというハードスケジュールに変更。
(消灯は20時でした。)
23時に目を覚ますと、外から土砂降りの音が聞こえます。
日中よりも雨脚が強まっている。。
登るか登らないか、、苦渋の決断でした。
しかし、雨雲を越えてしまえば太陽が見える…雨が弱まるかもしれない…という期待を込めて登ることに。
深夜の登山開始
真っ暗なので、頭の懐中電灯で足元を照らします。
先ほどの道よりも、もっと険しい道が待っていました。
つ、つ、つらい😅
雨は弱まることなく降り続け、時には立つこともままならない強風が。
後ろを振り向くと雷。
怖い。怖かった。。
でも後に戻れない状況でもありました。
そんな状況下での岩登りが2時間続きます。
滑ったら終わりだよな、、という危険との隣り合わせ。
富士登山をする全ての人を心から尊敬しました。
(それに私が登ったのは1番初心者向けな吉田ルート)
もう直ぐ9合目というところで、沢山の人が下山してきました。
なぜこんな深夜に??
という疑問を持ちつつ登っていると
”悪天候の為、山頂は閉まってるよ”
という情報が…
ここまで来たのに!!!!
でも安全が第一です。私たちも下ることに決めました。
8合目に戻り、1時間待機です。
すると、雨が止んできて朝日が見えそうな雲行きが。
待ちに待ったご来光
下山を始めた私たちですが、、
徐々に雲、空の色が変わっていきます。
そこにはこんなに綺麗な景色が。
加工なしです。
息を飲むような綺麗さでした。
ご来光もしっかり見ることができました。
登った甲斐があった。
とても感動しました。
下山
話に聞いてはいたものの、下山はなかなかハードでした。
足への負担がものすごい。
ストックを使っても負担がきます。
普段からのトレーニングがいかに大事かを思い知りました。
行きとは違って、ゴールがわかっているのにも関わらず、永遠にたどり着けないのではないかという気持ちになります。笑
5合目から8合目までは馬に乗ることができるそうです。(14,000円)
乗りたい…。素直にお金を払って乗りたくなりました。笑
しかし、頑張って帰った時の達成感はひとしお。
無事に帰ってくることができました。
富士登山を終えて
達成感、そして感動を味わうことができました。
一生に一度は登ってみたかった富士山。
初心者には正直きついです。
富士登山の前からしっかり足腰を鍛えておくことをおすすめします。
私は膝を負傷しました。
いつも見上げていた富士山からの景色は、とても美しかったです。
飛行機から見るような景色を自分の足でしっかりと目に焼き付けました。